開発事例

Development Sample

Development Sample

開発事例

医療器具用 耐薬品ゴムの事例

注射器のパッキンや人工透析の装置など医療の現場ではさまざまな部分でゴムが使用されています。
例えば、カメラに使用される遮光フードや、自動車駆動系のゴムブーツなどは、摺動・回転運動を伴うため、潤滑油に対する耐性が求められます。同時に、屋外での使用に際しては、対オゾンへの耐性も求められます。
こうした用途では、従来はCRゴムが用いられていましたが、CRゴムは燃焼時に有毒なハロゲンガスが発生するため、環境負荷の観点から、現在ではCRゴムの用途は少なくなってきています。
現在では、環境負荷に対する配慮からCRゴムの使用は少なくなってきており、代替材料として耐油性と耐オゾン性の高い材料を使用することが求められています。
例えば、NBRの耐オゾン性とEPDMの耐油性の両方の特性を狙いとし、NBRとEPDMのポリマーのブレンド技術による代替材料の開発。さらには、フタル酸エステル類やRoHS6物質を含有していない材料の配合などを行い、材料特性と低環境負荷を両立させるゴム素材の開発を行います。
ツインスターテクノロジー株式会社Copyright ©️ Twowinstar Technology All Rights Reserved.